2019年度(H31、R1年度)の国家公務員採用一般職試験(大卒程度)の専門試験【林学】の多肢選択式試験問題の過去問解説です。
問題は全部で40題で、解答時間は3時間です。
これは、40題のうちの1問目の問題です。
問題
表は,日本,ドイツ,オーストリア,フィンランド,スウェーデンの森林資源の状況を 示したものであるが,AとDに当てはまる国の組合せとして最も妥当なのはどれか。なお,データ は,「平成 30 年版 森林・林業白書」による。
国 | 森林面積 (万 ha) | 森林率 (%) | 森林蓄積 (億 m3) | 木材生産量 (百万 m3/年) |
A | 2,807 | 68.4 | 30 | 74 |
B | 2,508 | 68.5 | 49 | 27 |
C | 2,222 | 73.1 | 23 | 59 |
D | 1,142 | 32.8 | 37 | 56 |
E | 387 | 46.9 | 12 | 18 |
A/D
- 日本/ドイツ
- フィンランド/オーストリア
- フィンランド/ドイツ
- スウェーデン/オーストリア
- スウェーデン/ドイツ
解説
選択肢から逆算して、A・B・Cは日本、フィンランド、スウェーデンのどれか、D・Eはオーストリアかドイツですよね。
一番森林率の高いCがフィンランド、木材生産量が高いAがスウェーデン、森林率やその他の数字からBは日本だと分かります。
(日本の森林面積や森林率、森林蓄積、木材生産量等の数字は大体で良いので頭に入れておいたほうが良いです)
DはEに比べて森林面積や木材生産量が多いことから、ドイツだと分かります。
Eはオーストリアです。
つまり、
- A=スウェーデン
- B=日本
- C=フィンランド
- D=ドイツ
- E=オーストリア
です。
正答番号
5